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乱読のセレンディピティ。外山滋比古。

2017/04/24
 
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人に対して気を使うように、本に対しても気を使う。
そんな自分がいます。

老人)そんな気遣いは無用じゃ。ご自由にお読みなされ。
自分)かたじけない。ならば御遠慮なく。
ごろりと横になるや、ペラペラと頁をめくる。
面白いと思えば貪るように読む。
つまらなければ、遠慮なくゴミ箱に入れる。
つまらなければ、遠慮なくゴミ箱に投げ入れる。
1000円以上する本を極自然にゴミ箱の中に投げ捨てる。
新しい価値観です。
(注:外山先生の本の内容とは全く無関係です)

外山先生の本です。
知の巨人と呼ばれる先生方がたどり着くのは乱読のようです。

舐めるように読む。
例文)外山先生は本を舐めるように読む。
様子が目に浮かぶような豊かな表現で微笑ましいです。

たくさん読む。コピペのように自分の知識として披露する。
のではなく、
読む。考える。消化する。そして自分の言葉で語る。
自分の脳みそを躍動させ、知識をこね回して練り上げる。
洗練された形に造りあげる。
負荷がかかりますね。実に手間がかかります。
鍛錬という言葉が思い浮かびました。
やり始めたらのめり込むほど楽しい遊びなんでしょうね。
本を読んで少しだけ、そんなことを考えてみました。

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