15歳の寺子屋 ひとり。吉本隆明。
2017/04/24
優しい本、簡単な本が読みたいな。
さらりと読めて、それでいて内容の良いもの。
噛み砕いた表現で分かりやすいもの。
そうして、読み終わったあとに、ひとつふたつ心に残るような。
そんな本に触れたい気分になっています。
図書館の子供・学生向けのコーナーをふらりふらり。
ぼんやりと背表紙を眺めつつ気になる本を手に取る。
書店やアマゾンでは目に入らないジャンルです。
それが図書館は気軽に手を出せるので、ありがたいです。
図書館は、掘出し物のお宝発見の場として活用している感じです。
さて、詩人・文芸評論家・思想家の吉本先生のお話でした。
本はその時々で見え方が変わります。
今日は職人にとって一番大切なものは何か。
その問題に目が行きました。
「才能」を先生は完全に否定します。
では大切なのはなんでしょう。
それは、「ただひたすら、手を動かし続けること。」
心に刻み込まれた一言です。