リヤカーマン、歩いて世界4万キロ冒険記。永瀬忠志。
2017/04/24
すごい人がいるものだ。
リアカーを引いて世界を歩く。
日本、オーストラリア、アフリカ、モンゴル、南アメリカ。
合計40000キロ以上。
植村直己冒険賞を2005年受賞した。
それはそうと、この本は子供向けなのだが、文章が笑える。
例えばこれだ。
灼熱のオーストラリア。気温は54℃。リアカーマンは言う。
「あつい!こんな暑い所は、二度と歩きたくない!」
何のひねりもない素直なコメントが微笑ましい。
広大なサハラ砂漠でふと我に返る場面も秀逸だ。
この本を読んで所々爆笑してしまう自分は何だろう。
子供向けの本だが、僕はこの本が好きだ。