ゴーストライター論。神山典士。
2017/04/24
現状、図書館でなければ手にしない本だ。
興味はあるけど買うには至らない。
そもそもアマゾンや書店では目に入らない類の本だ。
書いてる人も知らないし。失言の嵐が吹いている。
さらっと流し読みする。読後感はとても良かった。
文章の質の高さが伝わってきた。
最後までさらっと読める本はそれだけで賞賛に値する。
本当にそう思う。
今読んでる本の大半はビジネス書、自己啓発書だ。
その大半がゴーストライターの手によるものだとわかった。
堀江貴文さんもライターを使っているという。
彼の本にどこか違和感を感じる部分があったが、納得した。
活躍してる人の話を聞きたい。知りたい。
成功者のマインドを学び、一歩でも夢に近づきたい。
そう思うのが人情だ。
しかし成功者は忙しい。文章が得意な人は少ないだろう。
それを解決するのがライターである。
活躍してる人がインタビューで語る。
それをプロのライターが読者に伝わるように、活字に落とす。
お互いの優れた部分を出し合って一冊の本が生み出される。
ゴーストライティングでなく、チームライティング。
良いと思う。
質の良いライターがどんどん育ってくれればいい。
良書を読めるのは幸せなことだから。