アンデルセンどうわ 大畑末吉訳 堀内誠一絵
読了。
物語は、6作品。
「おやゆびひめ」
「マッチ売りの少女」
「はだかの王様」
「みにくいアヒルの子」
「スズのへいたい」
「マメの上にねたおひめさま」
上の4作品は誰もが聞いたことのあるお話だろう。
しかし、知ってるけど、読んだことがない。
この現状はなんだろう。もやもやする。
すっきりするのは簡単で、只ひたすら読めば良い。
なので今月は子供向けの物語を読む月間にする。
さて、アンデルセン童話。
ひと言で言えば深い。
読後に残る余韻が尋常でないくらい深い。
丹田のあたりまで深く沈む感覚だ。
「スズのへいたい」は初めて聞く話だった。
子供が聞くとどう感じるのだろう。あのラストは。
平易な文、あの尺で、あれだけの余韻を醸し出す。
アンデルセン童話。深い。