【雑記】日本三大まんじゅうを食べた。
2019/06/17
食べてみた。
日本三大まんじゅうとは、志ほせ饅頭(潮瀬総本家・東京都)、柏屋薄皮饅頭(柏屋・福島県)、大手まんじゅう(大手饅頭伊部屋・岡山県)の三つ。モノは、それぞれ大手デパートの地下で購入した。三種三様、タイプの異なるまんじゅうである。
・志ほせ饅頭は、やまいもを混ぜた皮でこし餡を包んだまんじゅう。食べてみると、懐かしい味わい。小さい頃にお葬式で食べた饅頭がふと浮かんだ。
・柏屋薄皮饅頭は、黒糖を混ぜた皮で餡を包んだまんじゅう。僕はこし餡を食べたけれど、粒あんもある。
・大手まんじゅうは、甘酒を混ぜた皮で餡を包んだまんじゅう。
食べた感想は、総じて美味しかった。癖はなく、甘さ控え目で上品という印象。
志ほせ饅頭は1349年、柏屋薄皮饅頭は1852年、大手まんじゅうは1837年からと、長い歴史を刻み続けている。その間、どれだけのまんじゅうが作られ、どれだけの人たちが、そのまんじゅうを食べたのだろう。老舗のモノをいただくということは、まんじゅうプラス、その背景にある歴史もいただくということである。人々に愛され続けた味、これからも愛され続ける味って、こういうものなのかと。ひとつの体験としては良かったと思う。