【雑記】休日の散歩道『名古屋城・名古屋市美術館など』
休日なので、今回も出かけた。
今回は、平櫛田中に会うため名古屋市美術館へ。続いて、市役所、県庁、名古屋城へ。最後に献血をして帰った。
『名古屋市美術館』
現在の常設展が6月末までのため、再び行った。目的はもちろん平櫛田中の『釣隠』を見に行くこと。今回の常設展はこれで二回目。はじめに絵画を見たけど、一回目と、二回目とでは受ける印象が変わるものがある。一回目でもじっくり見ているつもりではある。それが、二回目になると、より細かい部分にも目がいったりする。気付かなかった部分に気づいたりする。これってこんな作品だった?というものがいくつかあった。音楽でも一回目は違和感があっても、何度も聞いているうちに馴染んでくるような、そんな感覚。
そんな中にあって、平櫛田中の釣隠は相変わらず凄かった。見れば見るほどその完成度に魅入られ感動している自分がいた。衣服の模様がとても緻密で美しく感じた。今月末で見られなくなるかと思うと残念でならない。あと、初回は平櫛田中にあまりにも衝撃を受けすぎて、他に展示されていた平櫛田中賞の彫刻作品が自分の中に全く入ってこなかったけど、今回改めて見直すと、良い作品ばかりだった。
絵画は、相変わらずモディリアーニの『おさげ髪の少女』が良かった。最近シャガールをよく見ているので、展示作品の『二重肖像』が気になった。二重肖像ってどういう意味なのか疑問に思った。帰ってからネットなどの情報を総合して、手前に白いドレスの奥さん、その奥にキャンバスに向かうシャガール、その二人の姿を描いているから『二重肖像』。今は勝手にそう理解している。あと気になったのはキスリングかな。他の美術館で作品を目にしたから気になったのかも。表現に特長があるし。こんな感じ。
『愛知県庁・名古屋市役所』
『愛知県庁の食堂で味噌カツを食べる。』というのが今回のテーマの一つだった。13時半前に食堂に到着。食堂前のガラスケースに展示されているメニューのサンプルを見た。隙間だらけで実にさみしい品揃え。それも麺類ばかり。よく見ると、売り切れらしきもののサンプルは、ケースから取り出され、後ろの棚の上に無造作に置かれていた。一応食堂の人に確認すると、売り切れという答え。味噌カツ以外には興味なかったので、そのまま県庁をあとにした。
『名古屋城』
本丸御殿の、豪華絢爛さを味わうというのが目的の一つ。もう一つは、重要文化財を見ること。名古屋城内には以下六つの重要文化財がある。
・西南隅櫓、東南隅櫓、西北隅櫓
・表二ノ門
・二ノ丸大手二ノ門
・旧二ノ丸東二ノ門
重要文化財に関しては、『二ノ丸大手二ノ門』に行っていないことに、家に帰って気がついた。場所を調べると、グーグルマップだと『名古屋城西鉄御門』がそれにあたる。正確な場所が分かったので、次行く機会があれば立ち寄ってみたい。あと、3つの櫓のうち西南隅櫓には入ることができるので行った。3階まで登り、景色を眺めた。名駅の超高層ビル群が遠くに見えた。重要文化財ではないけれど、登録有形文化財の『乃木倉庫』も見た。倉庫のある場所は分かりにくく、全く人気がなかった。自分の後に、一人いたくらいかな。場所は西北隅櫓の手前。なので、西北隅櫓とともに名古屋城の人気薄スポットにランクインしているはずだ。
逆に本丸御殿は、相変わらず豪華。気になると、ついつい写真を撮ってしまう自分がいて、そんな部分は卒業したいなと思ったりもした。それにしても入場料500円で、名古屋城、本丸御殿、二ノ丸庭園、それに6つの重要文化財が見られるなんて、ホント太っ腹。
最後、献血は、今回も血漿の成分献血。こんな感じの休日。