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【雑記】ひきこもりな休日

 
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 ここ最近お休みの日はとにかく出かけるという行動を繰り返していた。今回も出かけようかなと思っていた。一宮市の三岸節子記念美術館では「小松美羽展 DIVINE SPIRIT~神獣の世界~」の開催初日ということで、朝から本人によるオープニングのライブペインティングがあったし、栄のオアシス21では意識の高い農家さん達が集まって週に一度の朝市が開催されていた。曇ってはいたけど日中は雨は降らない雰囲気だったので、これまでなら確実に出かけていただろう。けれど、今日は久々に引きこもってみることにした。なんだろう。少し疲れていたし、出かけることにどこか少し飽きてきているのが正直なところか。
 家ではのんびりとネットでバラエティーなどを見て過ごした。テレビがないので何が面白い番組なのかは全く疎いけど、『相席食堂』は面白かった。あとは、軽く本を読み、小腹がすいたらご飯を食べ、眠くなったら昼寝をするというそんな過ごし方。本は南谷真鈴『冒険の書』とぬかづけの漬け方などの書かれたモノを軽く流し読んだ。
 3年前は、読書に対して並々ならぬ意欲を持っていたけど、ここ暫くは本を読むことにブレーキが掛かっていた。読んでるジャンルが自己啓発系に偏っていたからだろう。ずっと自己啓発の本を読んでいると、書き手は違えども最終的にはどれも同じようなことが書いてある。考えてみれば当たり前の話で、心理学の本を読めば心理学、化学の本を読めば化学の話が書かれている。自己啓発の本を読めば自己啓発の話が書かれている。自己啓発は結局、行動を促すための書であり、今の僕には不要な情報なのだろう。
 だから、本に関しては自己啓発系に食傷気味なのであって、ぬか漬けを美味しく漬けるための本とか、美術の本とかは読んでて楽しかった。毎日ラーメンをひたすら食べ続けて、もううんざり。顔も見たくない。なんて言っているようなものか。ラーメンに飽きたら、他のものを食べればいいし、期間を空けてまた食べたくなったら食べればいい。ラーメンだけが食事ではない。そんな話。

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