【雑記】食中毒注意報の季節。
むしむしと暑い日々が続いている。何もしなくても、椅子に座っているだけでじっとりと身体全体が汗ばんでくる。もうすぐ7月ともなると、そんな時期である。
そんな時期云々に関わらず、食事後の片つけが面倒で、時折放置してしまうことがある。放置するのが食器の類だけならいいけど、食べずに残ったおかずがそのままになっていることがある。例えば、鍋の中のカレーだったり、タッパーに入れた煮物だったり。
ひと晩寝て、台所が散らかっているので片つけなくちゃと思う。食器類を洗い、おかずが出しっぱなしだったと、何気なく冷蔵庫にしまう。これが大問題である。これが5月なら大丈夫かもしれないけど、この時期は要注意だ。30度近くの気温の中に7時間、8時間と食品を放置していれば、当然傷む。見た目とにおいに明らかな変調が出ていれば心置きなく捨てれば良いけど、ぱっと見わからないのが一番怖い。
何年か前にやらかした。出しっぱなしにしたおかずを翌日何の気なしに食べた。そしたら、見事にヒットした。食中毒だ。寝て起きたら視界がぐるりと左に回転して起きられない。起きる、左回転。起きる、左回転。気持ちが悪い。床にうつ伏せになり、ほふく前進でトイレまで移動。便器に顔をうずめて撃沈した。そうして、その日は仕事を休む羽目になった。
前日タッパーに入れた煮物を、冷蔵庫にしまい忘れて放置してしまった。気づいたのは、ご飯を食べて寝て起きたあと。8時間程度30度弱の気温の中に放置されていた。においに異変は生じていないが、さてどうしたものか。
もったいないという言葉がある。同じおかずを作るのにコストはいくらかかるか考えてみた。買った場合は、高く見積もって1000円程度。捨てるのがもったいないと食べて食中毒を起こした場合はどうか。仕事を一日、二日休む事になるし、ひどければ病院に行く羽目になる。そうすれば数万円程度のコストがかかることになるし、何よりも辛い。さて、どちらを選択しますか?ということだ。考えた結果、今回はおかずを処分することに決めた次第。自分の身体が何よりも大切だという話。