【雑記】初めてレンジフードのフィルタ交換をした。
ここ最近、ガスコンロの奥側、魚焼き器の煙が出る穴の奥側に茶色の油っぽい液体が溜まるようになった。ふき取ってもふき取っても、しばらくすれば、また溜まる。原因はなんだろう。よくわからないままに、溜まってはふく、溜まってはふくを繰り返していた。
先日実家で、レンジフードのフィルタ交換とか掃除とか、そんな話がちらりと出た。そういえば、自分は一度もフィルタの交換をしたことがない。それもかれこれ10年くらい。もしかしたら記憶にないだけで、一度くらいやってるかもしれない。それはさておき、溜まる液体の原因がフィルタの汚れにあるのではと思い、思い切って掃除をしてみることにした。
先ずは一番手前にある整流板と呼ばれる大きなプレートを外してみた。外し方はネジを外して、奥の引掛けをずらせば簡単に外れた。整流板を外すと、フィルタが現れた。茶色く変色はしているけど、液だれするほどドロドロには汚れてはいない。フィルタのフレームは本体を向こうに押してみるとバネで固定する仕組みだったので、押してから角度を下に向けて取りはずした。整流板と、フィルタを外すと奥に大きな丸い羽が見えた。これが換気扇かと思いつつ、見てもそれほど汚れている様子はなかった。
続いて、整流板を引っ掛けるフックのような部分を軽くキッチンペーパーでふいてみた。ペーパーに油汚れが着いた。せっかくだからと、しっかり丁寧にふいてみた。すると、どっろーん。指がなにやら深いところに入り、茶色い油がどろりと垂れた。ゆるい水飴が伸びるようなどろりとした垂れ方で、茶色い油が何度か垂れた。キッチンペーパーを何度も何度も変えて、溜まった油をふき取った。
自分がフックだと思っていたのはオイルキャッチと呼ばれるパーツで、傾斜のついた整流板を流れた油がここに溜まる仕組みになってた。コンロの奥に油が溜まっていた理由は、いっぱいになったオイルキャッチから油があふれ出していたからだった。その後オイルキャッチを外して洗い、フィルタを交換し、整流板を軽く洗って元の状態に戻した。これでしばらくは、原因不明だった油汚れは無くなるだろう。フィルタはさておき、オイルキャッチは時々チェックが必要だなと思った次第。