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ヨーガな日々。「ヨーガのメリットを適当に3つ挙げて考えてみた」

 
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 ヨーガが習慣化されたのは良いけれど、最近少しマンネリ化している。今回は何のためにヨーガをしているのか。改めてヨーガを行うメリットを3つ考えてみた。

1.ヨーガを続けることで、一生使える身体を保つことができる。
 今自分がヨーガでやっている内容は大まかに3つのことである。Ⅰ関節を曲げたり、回したりする運動。Ⅱ柔軟性を高めるためのストレッチ。Ⅲ簡単なポーズ(座法)。4ヶ月ほどヨーガをかじってみて分かるのは、ヨーガには身体のあらゆる動作が網羅されているだろうということ。例えば、Ⅰの運動であれば、手の指を一本ずつ曲げたり伸ばしたりする。首を前後左右に曲げたり、ぐるりと回したりする。足の指を閉じたり開いたりする。足首をぐるぐる大きく回したりする。などなど、そんな感じで身体のパーツを一つ一つ意識しながら丁寧に動かしていく。毎日繰り返すことで自分の意識と身体をしっかりとつないでおくことができる。日々身体をメンテナンスする感じだろうか。結果、ヨーガを続けていれば自分の身体は錆びつくことのなく、いつまでも自在に操ることができる。そんな期待をもっている。

2.ヨーガを続けることで、観察力が向上する。
 1で書いたように、ヨーガではⅠ~Ⅲの動作を行っている。極論を言えば、その一つ一つの動作ができていても、できていなくても大した問題ではない。大切なのは、自分が今、どれくらいできているのかを観察することにある。例えば立位で前屈をする。その時、指先が床に全くつかなくても大丈夫で、重要なのは床に指先は届かないけど、今は床から5センチくらいの位置だな。その時ふくらはぎや、ももの裏側、背中にハリを感じるな。少し力が入っているな、と動作する自分の状態を、より細かく観察することである。首を回した時であれば、ゴリゴリ音が鳴っているなとか、上半身をねじる動作であれば、右側はねじりにくいけど左側はねじりやすいなとか。動作がきちんと完成されていることに越したことはないけど、そこには囚われず、ただ単純に自分の身体の状態を観察する。こんなふうに日々ヨーガを繰り返してくことで、それ以外のことにも観察力が高まるのではないかと期待している。
 
3.ヨーガを続けることで、より正しい判断ができるようになる。
 2のように観察力が向上すれば、自分の状況をより正確に把握できるので、必然的により正しい判断ができるはずである。例えば、座位で両足裏をくっつけた後、両膝を外に倒しながら股関節を伸ばすストレッチをしたとする。自分の状態を全く観察しなければ、何事もないように普通に伸ばすことだろう。しかしその際、自分の身体をしっかりと観察したとする。右側は普通に伸ばせるけど、左側にはツッパリ感や違和感がある。そんな観察結果が出てこれば、無理に力で伸ばせば左側の筋を痛めるだろうから、今回はやめておこう。とか無理のない程度に伸ばそう。という判断ができる。逆に調子がよく、いつもよりスムーズに身体の力を抜くことができる時には、普段より少し強めに伸ばしてみたりする。そんな感じで、日常でもより正しい判断ができるようになればいいなと期待している。

 ヨーガの究極の目的、終着駅は「解脱」である。ただそれは、余りにも漠然としているし、果てしもなく遠いゴールに思える。なので、その過程にある身近な停車駅にも目を向けてみることが必要かと思う。ヨーガの道は一日にしてならず。身近な駅を観察しつつ、この長い道のりを楽しみながら進みたい。

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