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一眼レフのデジカメをもらったので、撮影の際特に重要だと思われる3つの値について、少し学習。

 
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 一ヶ月ほど前に一眼レフのカメラをもらった。機種は「キャノンのEOS KISS X4」。もらってから2週間くらいは放置していたけど、せっかくもらったのだからと、とりあえず撮ってみた。家の中で身の回りのモノや、外に出て紅葉のある景色など、適当に1000枚くらい撮ってみた。撮った写真を見てみると、面白いな、悪くないな、と思えるものがいくつかあった。カメラに興味が湧いてきた。せっかく撮るのだから、より良いものを撮りたい。なので、カメラについて学習してみることにした。今回は、もっとも重要だと思われる、シャッタースピード、絞り値、ISO値の3つについて、少し考えてみた。

1.シャッタースピード。
 人で考えると分かりやすいので、人で考えてみる。まぶたを閉じた状態から、「開いて、閉じる」。この速さがシャッタースピードといえるだろう。スピードが早ければ、開いている時間が短いので入ってくる光の総量は少ない。なので、写真を暗く撮ることができる。光の強い日中などには早くすると良いのだろう。逆にスピードが遅ければ、開いている時間が長いので入ってくる光の総量が多くなる。なので、写真を明るく撮ることができる。光の弱い日陰や室内などには遅くすると良いのだろう。
 シャッタースピードには光量の調節以外にもう一つの特徴がある。動きのあるものを撮る場合である。スピードを早めれば動きの一瞬を切り取ることができる。例えば野球であれば、打者がバットでボールを打つ正にその瞬間や投手の手からがボールが離れる正にその瞬間などである。逆にスピードを遅くすれば動きの流れを捕らえることができる。例えば、走っている車のライトの流れや、極端なものであれば理科の教科書で見かけるような夜空の星の動きとかである。

2.絞り値。
 人で考えれば、瞳孔にあたる。絞り値が小さいと、しぼっていないので、黒目が大きい状態である。穴が大きく光を多く取り込めるため、写真を明るく撮ることができる。暗い場所を撮るには絞りを小さくするといいのだろう。逆に絞り値が大きいと、しぼっているので、黒目が小さい状態になる。穴が小さく光の量は抑えられるので、写真を暗く撮ることができる。光の多い明るい場所を撮るには絞りを大きくするといいのだろう。
 絞りにはシャッタースピード同様、光量の調整以外にもうひとつの特徴がある。撮りたいものにピントを合わせた時に、絞りを小さくするとピントを合わせたモノの周りをぼかすことができる。これはありがたい特徴である。逆に絞りを大きくするとピントを合わせたモノの周りの様子もクッキリ映すことができる。スマホの写真がこんな感じだろうか。

3.ISO値。
 これを人で考えれば、夜目が利くということだろうか。カメラの光の感度を上げたり下げたり調節できる機能である。大きくすれば同じ明るさでもより強く光を感じるということだろう。明るい場所であればそれほど使うことはない機能のように思われる。ただし、これを高めると周りが暗くても、くっきりと対象物を写すことができるので、暗い場所や夜景を撮りたい時に役立つ値である。

 3つの値について簡単に考えてみた。今は、設定を変えては撮る変えては撮るという繰り返しで、試行錯誤しながら自分が望む写真に近づけている。まずは、この3つの値を自分の中で消化し、撮りたい景色に出会ったら無意識のうちにシャッタースピード、絞り値、ISO値はこれくらいかな。と感覚で分かる。それが今の目標かな。

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