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お金について。「投資と消費と浪費」について考える。

 
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 以前お金の本を読んで実践していることである。自分が使ったお金を家計簿につける時に、それが自分にとって投資にあたるのか、消費にあたるのか、浪費にあたるのかを一つ一つ検証する。たった、これだけのことだけど、続けるとお金を上手に使えるようになる。この作業は2、3年程続いていて、今ではすっかり習慣となり、惰性というか無意識でやっている。良い習慣なので、改めて考え直し活用してみることにする。

投資、消費、浪費について考えてみる。
1。投資とはなんだろう。考えた時に、今すぐ良いのか悪いのかは分からないけど、未来の自分があの時あれにお金を使ってくれてありがとう。とても良いお金の使い方をしてくれたね。と感謝したくなるお金の使い方。自分の心を豊かにしてくれるもの、成長させてくれるもの、学びになるものである。例えば、自分の場合なら、本だったり、旅行だったり、美術館だったり。人によっては習い事だったり、料理好きの人であれば研究を兼ねて外食をしてみたり、食品であれば少し高くても身体に良いもの、自然なものを選んでみたり。そうしたものが挙げられるだろう。
2消費とはなんだろう。一言で言えば日常必需品かな。例えば、トイレットペーパーや洗剤などの日用品。食料品や家賃、携帯スマホや散髪美容院などなど。ただ必要だからお金を使うというものである。自分にとって散髪は単なる消費に過ぎないけど、女性にとって美容院は気分転換など投資の要素も含まれるかもしれない。
3浪費とはなんだろう。考えてみると二つあるように思える。一つは完全な無駄遣い。もう一つは無くても困らないものにお金を使うこと。完全な無駄遣いの典型はギャンブルだろう。何も残らない、どころか歯止めが利かず散財する危険性を秘めている。無くても困らないものにお金を使うことについて、自分の場合なら、コンビニで時々買う甘味(デザート)、中華やラーメンといった外食、晩酌の日本酒が挙げられる。ただこうした浪費を完全に無くしてしまうと、味気ない生活になるし、ストレスも溜まるだろう。車のハンドルに遊びがあるように、人生にも多少は浪費という程よい遊びは必要なのではと今は考えている。競馬、競輪、宝くじといったギャンブルな浪費でも、馬を見るのが好きだから競馬に行くとか、ファンの選手を応援したいから競輪に行くとか、ちょっとした夢を見るのが楽しみで宝くじを買うとか、使うお金を決めて娯楽として浪費するのであれば、問題はない。コレクションも見方によっては含まれそうであるが、その人の枠内で楽しむのであれば大丈夫だろう。

 今回こうして考えてみたついでに、これまでつけてきた家計簿を見返してみた。つけっぱなしで、改めて見返すのは初めてかもしれない。見返して思うのは、良いんじゃないという感想。自分の場合、今は美術館や本や旅行、観光に多くお金を使っている。これは自分にとって投資だと考えているので、良いお金の使い方だと納得できている。浪費も多少あるけれど、遊びの範囲で収まっているのかなと思う。なんとなく続いている習慣だけど、これを続けてきたおかげでお金を使う時、これは投資だろうか消費だろうか浪費だろうかと無意識に考えているみたいである。良い習慣なので、改めて今後も続けていきたい。書いていて気づいたのだけど、これを例えば、自分の持ち物、自分の行動、自分の時間の使い方などに応用してみるのもありだと思った。

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